まさかまた着ないよね
新しい洋服はどこかまだヨソユキで落ち着かない。
それはパジャマでも。下着でも。
何度か着用してホッとする。わたしでも。
夫は会社員なので帰宅したら着替えるとそれはそのまま寝れるパジャマと言う名の部屋着だ。休日は出かける直前までその部屋着のようなパジャマで居る。
夫の父は仕事から帰宅するとスーツからまずきちんとポロシャツとスラックスに着替えて夕飯を食し、お風呂に入った後でパジャマに着替えていた。
朝もパジャマからきちんとポロシャツとスラックスに着替えて食事に降りてきて食事を済ませてからスーツに着替えて出勤していた。
あの父なのに、この息子。
夫はとにかく着倒して洗濯して着倒して洗濯してクタクタになったものがお気に入りの部屋着だ。
夫は上の服を脱ぐ時に襟の後ろのタグ部分をつまんでグッと頭を抜いて脱いでいると思う。
何故ならばその部分が先ず破れるから。
わたしなんていままでの人生でその部分が破れたことなど一度もない。
その首の後ろ部分がちょっとほころんだ頃が一番の部屋着としての旬。
生地も柔らかくなってきて自分好みの着心地になっている。
そうこうしているうちに他の部分もくたびれてくる。
袖口とか襟ぐりの他の部分とか。
そうなると妻の
「もうその服、やめたら」の攻撃に合う。
それでもその攻撃を軽く10回ほどはすり抜けた後についには夫も観念する時期が来る。
でもくたくたボロボロになった服でもすごく愛着があったであろう捨てられそうなその服を優しい妻は「埃避けとしてカバーとして使おう」と蓋のない洋服ケースのカバーとして使っていた。
つい先日、夫が嬉々として
「捨てたと思っていたあれがあった 」と言ってきた。
その蓋のない洋服ケースの中の服を選ぼうとしてみつけたらしい。
事情を妻から説明され夫は納得したように見えたけど一応念を押した
「まさか、また着ないよね」
とりあえず、今のところ着てはいない。
でも、着たら着たでちょっと面白そうだ。
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パソコンの調子が悪いの原因がLANの端子にUSBコードを挿しているということを今回で何度目かの夫
これは、家電を買ってお客様相談センターに「ちょっと壊れてるんですけど」と電話して「お客さま、コンセントは挿してますでしょうか」的なレベルかと。
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日ごとに認知機能が弱まる親に「これさえも出来なかった」じゃなく「これが出来た」ってことに目を向けようと昨夜夫に話した。けど、世の中そんな甘くない。のも分かっている。何度、その日の楽しかった一行日記を書こうと挫折したことか。
理由は想定内
今週のお題「好きなスポーツ」
昔はサッカーがとても好きだった。
理由は単純。
高校時代、好きな男の子がサッカー部だった。
漫画みたいだけどわたしは美術部で美術部の部室でデッサンなんかしながら放課後サッカー部の練習を見ていた。
だから高校生女子なのにサッカーのオフサイドとかも理解していてなかなかのものだった。
全国高校サッカー選手権にも出場した。一回戦で負けたけど。
一回戦で負けたけど高校サッカーの雑誌もあってそれは高校三年間購入していた。
普通ノンノとか買わないか。
だから大学で東京に出た時に何故だか真っ先に一人で行ったのが
西が丘サッカー場だった。
あの時代、好きな東京の高校のサッカー部の試合がありわたしはその試合を見に行った。
一人で。
一人で女子が見ていたせいか後ろで見ていた男子グループに
「誰かの彼女 ?」と声をかけられた。
おそらくその高校の先輩たち。
別に誰の彼女でもありません。
と、田舎から出てきたばかりの女がきっぱり言えるわけでもなく
そそくさと移動。
とにかくそんな歴史がありサツカーが好き。
そしてポジションはサイドを駆け上がるスタミナのある選手が好き。
長友とか。
昔なら相馬とか。
何故か自分より選手たちが若くなりすぎて今は感情移入できなくなってきている。
申し訳ない。
自分がもし男ならば何のスポーツを選ぶかと言われたら・・・
意外と弓道とかアーチェリーとか選んでいたかもしれない。
そういえば亡くなった父は
わたしが高校生の頃から合気道をやらせたがっていた。
あの胴着を着てほしいという娘に対するコスプレか・・・と思う理由を口にしていたけど本当にそれが第一の理由なのか、危険な東京に出る娘に自分の身は自分で守れる女になって欲しいと思った父心か。
大学に入ったら合気道部に入れとまで言っていた。
あれは何だったんだろう。。。。
娘は父の希望は一ミリも叶えず大学生活を謳歌するふざけた部に入った。
結局父は孫と共に合気道を数年習った。
父にとって最高に幸せな時間だったはずだ。
◼️
悲しい事があったけど、自分の昔書いたブログを読んだら笑えた。
洗濯糊vs洗濯洗剤
今週のお題「新生活での、おもしろエピソード」
新生活でのおろしろエピソードと言ったら、やはり親元を離れて始めた大学生活での暮らしの最初を思い出す。
田舎者の孫が東京で一人暮らしをすることに危機感を覚えた祖母はわたしの意見も聞かずに修道院の経営する食事つきの女子寮を契約してきた。
なので本当の一人暮らしではなかったのだけれど、それでも母親の手伝いなどしたことのなかったわたしには家事一般のことがまったく欠落していたのだと思う。
仕送りを手にしてそれでやりくりをしなければいけない暮らしで最初の月はとにかくどれくらいかかるのか見当もつかずにとにかく「安いもの安いもの」と選んでいった。
それで、題名の「洗濯糊vs洗濯洗剤」になるのだけれど
洗濯洗剤を買いにいって、一番安いものを手にして帰ってきたら結論から言うと洗濯糊だったのである。
それを、女子寮の共有の洗濯機で自分のものを洗濯したのである。
あ〜、おもしろかった(笑)
パリッパリッのコキッコキッである。
ちなみに、このエピソードを話した人は何人かいるけれど、その中で同じようにvsした人がいた。
その人は
「トイレットペーパーvsキッチンペーパー」だったらしい。
キッチンペーパーをトイレットペーパーだと思い買ってきて「東京のトイレットペーパーは長いなぁ、半分に切るのか ?」と思ったと言っていた。
あ〜、おもしろい。
そんな若者もちゃんと結婚して家事全般こなせる時代はやってくるので若人よ、諦めるのではないぞ♪